遺産は少なくてももめる

2014年11月29日つれづれ日記

先日、日経新聞のコラムにこんな記事が。

相続争いは遺産が多いケースほど起こりやすいと思われがちだが、実態は異なる。
裁判所がまとめる司法統計によれば、今年の１～９月に調停が成立するなどして解決した遺産分割事件約6200件のうち、遺産が５千万円を超えるケースは全体の２割に満たない。

4700件と８割近くを占めるのが遺産５千万円以下のケースだ。
このうち１千万円以下の事例も全体の約３分の１に上る。

By 「日本経済新聞 電子版」

具体的には、

1,000万円以下・・・・・・・・32％
1千万円以上～5千万円以下・・・43％
5,000万円超・・・・・・・・・19％

遺産争いと言えば、金持ちのおうちの話（5,000万円超）かと思っていましたが、1,000万円以下のお家でも相続争いがあるんですねぇ。

まぁ、うちの家系（実家）は争う資産が全くないので大丈夫ですが（笑）

余計な資産は残さない！

子供や孫の為と思い、資産を残される方が多いかと思いますが・・・統計を見ると、それは「親族間の争いの火種」になる事が多いようです。

資産をお子さんやお孫さんに残すのであれば、「遺言書をシッカリと残す」ことが大切であり、残されたものに対する最低限の配慮です。

個人的なおすすめは「資産は自分で使っちゃう事」。

老後の生活資金だけは残しておいて、それ以上に余る資産は「旅行」や「趣味」など自分の人生の為に使ってしまいましょう。

お金って大切なものなんですが、余計なトラブルも招くこわ～いものです。
こわ～い ものは自分の手の届くうちに処分してしまいましょう！