（注意）LINEの仮条件が変更に！ブックビルディングに参加した方は申込みし直しましょう～

2016年7月4日IPO

7/15 (金)に上場する「LINE」・・またやってくれました・・・。

先日、仮条件決定日を一日延期しましたが、今度はブックビルディング期間中であるにも関わらず、仮条件が変更となりました・・・。ヽ(*゜Д゜)ノガォー

既に、ブックビルディングに参加している方は注意が必要です。

当選を目指すなら、ブックビルディングの再申込みを！

各証券会社で、今回のLINEの仮条件変更に関する案内が出ておりますが、既にブックビルディングの申込みをした方は、いったん取り消して、再度 申込みをし直す方がよいです。

例えば、引受幹事証券のマネックス証券の場合、成行で注文をしていても、変更前の上限株価（3,200円）として、申告された事になります。

「成行」の需要申告として取り扱われますが、申告相当額としての拘束金額は1株あたり3,200円（変更前の仮条件の上限）で計算されたままとなります。

by マネックス証券

変更された仮条件の上限が3,300円になっておりますので、仮に公募価格が3,300円に決定した場合、仮条件変更前に成行でブックビルディングの申込みをした方は公募価格を下回る金額（3,200円）で申告した事になり、抽選対象外として落選になります。

よって、LINEのIPO当選を目指すのであれば、先の需要申告を取り消して、再度 需要申告を行った方がよいと思います。

かくいう私も・・・これから各証券会社でブックビルディングの再申込みをしないといけません！ヽ(*゜Д゜)ノガォー

仮条件が変更となった理由

「日本経済新聞 電子版」で理由が紹介されています。

日米で株式の新規上場を予定している対話アプリのＬＩＮＥは４日、株式の公開価格の仮条件を2900～3300円にすると発表した。投資家の需要が強く、従来の2700～3200円から引き上げた。
仮条件の上限ではじいた時価総額は6930億円となる。

by 「日本経済新聞 電子版」

日本だけでなく、米国でも仮条件が変更となるようです。
 
恐らく・・・各証券会社も対応が大変でしょう！