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昨日、「スターバックス」が上場廃止予定で株主優待もナシと書きましたが、「ダイエー」も親会社である「イオン」が完全子会社化することを正式に発表し、同様に上場廃止予定となりました。
18年度を目途にダイエーの屋号もなくなりイオンに統一されるようです。
約60年の歴史に幕を閉じる結果となりそうですが、この流れは仕方ないのかなぁと思います。
私の地域にもイオンとダイエーがそれぞれ立っていますが、ブランディング力を高めていくためにはイオンという店舗名で統一したほうが、チラシも打ちやすいでしょうし、コスト削減にもつながりそうです。
大手スーパの苦戦の背景には、ネット通販の伸びや、衣料品を展開するユニクロなどの存在があるようです。
臨時株主総会を11/26に開き、株主の承認を得ると12/26にダイエー株は上場廃止となります。
ダイエーの株式はイオンの株式と「株式交換」されます。
ダイエー株1株に対して、イオン株は0.115株 割り当てられます。
つまり、ダイエー株を100株保有している場合、イオン株は11.5株 割り当てられます。
イオンの単元株は100株。
100株に満たない「単元未満株」は株主権利がないので「イオンの株主優待」の権利を得ることも出来ません。
仮にダイエー株を900株保有していると、株式交換によりイオン株を103.5株頂けます。
この場合は100株が単元株、3.5株が単元未満株となります。
つまり、100株分はイオンの株主権利を得ることが出来ます。
ダイエー株の最後の権利確定日は10月17日(金)となっています。
(11/26開催予定の臨時株主総会の基準日)
また、株主優待券の利用期日は2015年の5月末まで有効となっています。
個人的には、新たにイオン株が欲しいのであれば、ダイエー株を売却して、新たにイオン株を購入した方がシンプルかと思います。