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時代の変化、資産運用の必然性-投資暦20年のココロ構え一覧

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「超初心者のココロ構え」其の14

1.テーマ: 時代の変化・・・資産運用の必然性

物事にはルールがあり、全てそれにのっとって社会も動いている。

もっとも顕著な例は法律で、これを破った人には通常何らかのペナルティーが科せられる。 しかし人が作ったルールは完全無欠ではないので、しばしば見直しが行われる。

そのルール変更が周知徹底の上で行われるのなら、ある程度仕方がないめんもあるのだが、いつの間にやら一部の人たちの暗黙の了解の下にルールが変更されていたら大変である。

それを知っている人と知らない人の間に大変な格差が発生してしまう。

実はこのルール変更が知らない間に行われているのである。
それも人々の生活を左右しかねないところでである。

これから書くことは15年位前まで、平均的日本人なら誰でも当たり前だと思ってきたことである。

  1. 学校を卒業すると就職し
  2. 毎年のように給料が上がり(年功賃金)
  3. 年2回のボーナスが支給され
  4. 退職時には多額の退職金が支給され(税金の恩典あり)
  5. 十分とはいえないまでも老後の柱となる年金が受け取れる

さて現在はどうなっているかといえば、

  1. ニート、フリーターの増加
  2. ベアの廃止
  3. ボーナスの能力給化
  4. 退職金の廃止、縮小
  5. 年金の見直し・・・縮小へのバイアス

と収入は全てマイナスの方向へしか向いていない。

これが何を意味するかといえば、現代の若年世代は、

ただまじめに働くだけでは、自分の親の世代と同じ豊かさを享受することはできないということである。

しかしここまではまだ良いほうである。
かなりの人々が多かれ少なかれ認識しているからである。

ここからは少数の人しか気付いていないことである。

まじめに働き貯蓄に励み、退職時にはそれなりの金融資産を持ち、退職金と年金で老後を過ごすパターンが崩れてしまっているのである。

退職金と年金は前にも書いてあるように認識がある程度行き渡っているが、問題は貯蓄のほうである。

この点に気付いている人は非常に少ないと思う。

日本人の貯蓄好きは世界でも有数で(近年はそれも崩れたが)現在の60歳以上の人は資産形成は定期預金(定額貯金)1本という人がかなりいる。

ここが大問題なのである。

現在の高齢者は定期預金の金利が年5%以上は当たり前の時代だったので、 定期預金だけでもそれなりの資産が築けたが、現代はどうだろう。

はっきり言わせて貰う。

定期預金では親の世代と同じ資産は築けない

これは普通の人が考えているより、かなり大きな問題である。
たぶんほとんどの人の認識は甘いと思う。

具体例で考えてみよう

貯蓄に励み30歳で1000万円ためたとする。
ためるのは若いうちほどチャンスが大きい。

老後資金はまだ遠く、独身の間は、教育資金、住宅資金が身近な問題にならないからである。

さて努力の結果ためた1000万円をノーリスクの定期預金で運用しよう。
→ 現在は定期預金はノーリスクではないという突っ込みはやめよう。

そのことも若年層にはマイナス要因の増加になるだけである。
まえ振りが長くなったが、期間は60歳までの30年間とする。

親の世代 金利年5% 1000万円 約4321万円
今の世代 金利年1% 1000万円 約1347万円
金利年0.2% 1000万円 約1061万円

定期預金で運用すると3000万円もの差になって現れてくるのである。 これは親の世代と同じ資産運用をすると間違いなく失敗するということを意味している。

ここで前回書いたお金のお守り、つまり定期預金以上の資産運用が必要だということに気付いていただけただろうか?

もちろん、インフレの脅威も無く定期預金の金利が5%以上になれば資産運用の心配は無くなるかもしれないが、もし低金利が続き定年を迎えたときに3000万円以上の資金不足が発生したらもう取り返しは効かないのである。

それでも資産運用をしないというなら、それはその人の自由である。

私はインフレが発生しない限りは定期預金の金利が継続的に5%になることは無いと思っている

またインフレが発生した場合には預金だけで購買力が維持できるかどうかにも不安があるので、資産運用は欠かせないと思っている。


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