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変化するものだけが生き残るのか?-投資暦28年のココロ構え一覧

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「超初心者のココロ構え」其の37

1.変化するものだけが生き残るのか?


前回、勉強の費用対効果が落ちてきたときに

「自分を変えるか、自分を信じるか」


2つの方法があると述べさせていただいたが、自分が今まで勝ってきた方法が通用しなくなるとこれは大変です。

人間は自分の成功体験を否定されることに耐えられません。
そして同じ失敗を繰り返す人が大半です。


これはインフレ経済からデフレ経済に突入したときに日本中がおかしくなった
ことからも証明済みです。


「強いものが生き残るわけではない、賢いものが生き残るのでもない、変化できるものだけが生き残れる」という言葉にもあるように自分を変えていかなければ時代についていけなくなるという考え方は今も主流です。

確かに投資の世界でも、10年位前までは中長期保有が主流でした。

証券会社のディーラーを除いて日計り商い(今のディトレード)をする人はほとんどいませんでした。


手数料の高さが弊害でしたが、ネット証券が登場して様相は一変しました。

いまや個人投資家の9割がネット取引だといわれています。
そしてネット取引の波に乗り遅れた人は10倍の手数料を払わされています。


さて投資方法に戻りますが、自分のやり方で勝てなくなった場合どうすればいいのかというと、まずは休みましょう。

いったん冷静になって、どうして勝てなくなったのかを考えてください。


何かの投資理論に基づいて投資していたなら、もう一度点検してください。
どうしてもわからないときは株式投資を一時止める選択も必要かもしれません。


個人投資家はプロ(職業)と違って1年中相場を張り続けなければいけない責任はありません。

ノーポジションもたまには良いものです。


そして自分の信じる理論が正しく(と思って)ても相場で負けることはあります。
それはすべての投資家が理論どおりに動いていないからです。


前にも書きましたが投資の最大の動機は欲です。


欲は目を曇らせます。


上がれば何でも良いという投機家はたくさんいます。
彼らにとっては値上がりがすべてであり、会社の内容などどうでもいいのです。


逆に値下がりする株は極端に売られます。
下がれば下がるほど余計に売られます。

このときも会社の内容は考えられていません。


そして現実に株価が下がっていると会社の価値自体が低下したように思えてくるのです。

実際に株価が下がれば自分の資産価値は減少するのですからそう思えても仕方ありません。

ここで会社の価値や業績と株価の関係を考えて見ましょう。


会社の資産や業績を会社の本質的価値と呼ぶことにします。
この本質的価値の増減は株価に影響を与えます。


一方株価の上げ下げは本質的価値に影響を与えません。
この本質的価値に注目したものをバリュー投資と呼びます。

この場合は本質的価値に変化がない限り投資行動を変える必要はないと思います。

ただしどのくらいが割安でどのくらいが割高かの議論はあるでしょう。

たとえばPER15倍、これだけで割安か割高か答えてくださいといわれても普通は返答に困るでしょう。

市場平均、同業種平均、その会社自体の歴史的水準、業績の潮目、その他の指標などたくさんあるからです。

でもPER1桁は最終利益がきちんとしたものなら割安です。


結論


自分を変えるのも、自分を信じるのもどちらも大変なことです。
納得するまで勉強、研究してそれで出した結論ならそれはどちらも正しい答えです。

勝ち負けや、利益率に違いは出るでしょうが、その結果も含めて自己責任であり、自分の能力だとおもっています。

ただ長い目で見れば同時期の預金金利を上回る収益を上げられるのは資本主義経済が続く以上は間違いない(と思う)ので、株式投資を私の場合は続けてきたし、これからも続けるでしょう。

基本的には割安株の中長期投資、1番重視するのは本質的価値(資産と業績)さらに配当利回りが長期国債(現在2%弱)以上あれば何年でも保有できます。

もちろん状況の変化に対応することは必要です。


余談ですが年金基金の目標利率は5.5%です。
オーバーに言えば日本最大の投資家の目標がこれです。

これ以上の利回りが確保できれば債券投資をする方法もあります。
(もちろんインフレ率は考えなくてはいけませんが)

株が大好き」  管理人 : renbajinharuhi さん執筆のメルマガです。

1985年より投資をはじめて投資暦28年。
深い株の知識と長年の経験・考察力によるココロ構えをご厚意にて発信して頂いております。

また、「本編の掲示板」におきましても的確なコメントをいつも頂いております。

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