「超初心者のココロ構え」其の38
1.買うと下がる・売ると騰がるタイトルをみてそうだと思う人は多いでしょう。
簡単に言ってしまえば格言にあるように
“天井売れず、底買えず”
です。
それでは身もふたもないので少々付け加えると、あなたが買い注文を出したとして(特に指値買いの場合)売り圧力が強くなければ買うことができません。
買い圧力が強ければ株価はあなたの指値を置き去りにしてどんどん上に行ってしまうはずです。
と、いうことはあなたの指値で買えるときは大体売り圧力のほうが強いのです。
そして売り圧力が強ければ株価はあなたの指値を飲み込み更に下に行くでしょう。
つまりあなたが買えた後、更に株価は下がります。
これは必然の出来事なのです。
これを阻止するには一人ですべての売り物を買い切るしかありません
(ただし売り物は次から次へと出てきます)
これが底買えずの正体です。
あなたが売るときはこの逆になります。
特に指値売りの場合、買い方の力が強くなければ売ることができません。
売り方の力が勝っている場合は、あなたの売り指値を置き去りにして、
株価はどんどん下にいってしまうはずです。
と、言うことはあなたが指値で売れるときは買い圧力のほうが強いのです。
そして買い圧力が強ければ株価はあなたの指値を飲み込みさらに上に行くでしょう。
つまりあなたが売れた後、さらに株価は騰がります。
これも必然の出来事なのです。
そのくらいの力強さがなければあなたの株は売れないでしょう。
あなたが売った後株価が下がるのは(つまり天井売り)は単なる偶然によるラッキーでなければ買い方がいなくなるまで売れる株数を持っている大口の場合のみです。
この場合は売り残しが出るのが普通です。
一般の投資家には不可能です。
これが天井売れずの正体です。
「株が大好き」 管理人 : renbajinharuhi さん執筆のメルマガです。
1985年より投資をはじめて投資暦28年。
深い株の知識と長年の経験・考察力によるココロ構えをご厚意にて発信して頂いております。
また、「本編の掲示板」におきましても的確なコメントをいつも頂いております。
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