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株の利回り-投資暦28年のココロ構え一覧

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「超初心者のココロ構え」其の51

1.株の利回り


株の利回り・・・この言葉を聴いて何を考えましたか?



配当利回りを考えた人


・・・堅実な考え方です。
手に入れた現金以外は権利はあっても絵に描いた餅になるかもしれません。
投資のリターンとしての、より確実な配当金の事を考えることは大切です。


PERの逆数を考えた人



・・・理論家です。
株に詳しい人はこちらを選ぶでしょう。

正確には「益回り」と表現されることは、このメルマガでも述べさせていただきました。



どちらが正しくてどちらが間違っているというものではありません。



配当利回りを考えた人は現在の株の利回りは平均1.2%位(数字は変化します)なので意識して高利回り株を選ばないと、長期国債(1.7%)に勝てません。

しかもこれからは金利が若干ながら上昇しそうなので、キャピタルゲインに期待できないと思うならば、キャッシュポジションを高めておくのが方針として考えられます。

ただし、この原稿を書いている時点では、相場は強気でキャピタルゲインしか考えていない投資家が大多数だと思います。



PERの逆数(益回り)を考えた人は標準の金利5%(前にこのメルマガで述べた)をベースに考えるとPER20倍がつりあう水準ですが、確実にもらえる5%と、内部留保込みの期待5%では後者を選ぶ人は少ないのではないでしょうか?

したがってこれに何がしかのリスクプレミアムを加えた数字を要求したくなるはずです。

たとえばその数字を1%ととすれば株への(要求)益回りは6%となりPERでは16.6倍になります。

この数字が安全確実な5%ととつりあうことになります。


実際プロが使っているのはリスクプレミアムを加え成長率を引いたものを基準にして債券(国債)利回りと比較するものです。


なおリスクプレミアムは高成長時や上昇相場のときは低く、その逆のときは
高くなりがちです。


私の考え方としては多くの投資家(主にプロ)が基準としている株式と債券(国債)とのイールドスプレッド3%を考え、これを投資の基準である5%に応用し、8%を期待利回り(益回り)の基準として考えたいと思います。



これをPERに直すと12.5倍になります。
このPER12.5倍以下が割安のひとつの基準となります。


尚、上記の考え方は私個人のものであり、いわゆる投資の教科書とは異なった部分があることをご了承ください。


また、投資を行う場合は自己責任であることは言うまでもありません。

株が大好き」  管理人 : renbajinharuhi さん執筆のメルマガです。

1985年より投資をはじめて投資暦28年。
深い株の知識と長年の経験・考察力によるココロ構えをご厚意にて発信して頂いております。

また、「本編の掲示板」におきましても的確なコメントをいつも頂いております。

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