株主優待狙いで気をつけるのは主に2点 part2
「株主優待」で気をつける点は主に2点あります。
本日は2点目で昨日の続きです。
2. 高値掴みに注意する
高値掴みとは「株価が高い時期に購入する」状態です。
株価が高い時期に購入してしまうと、株価上昇の余地は薄く、下落の危険性の方が高くなります。
（例：2005年の時のオリエンタルランド）
資料が古くて申し訳ありませんが・・・2005年の時のオリエンタルランドの株価は権利確定月である3月に向けて上昇し、その後、下がっていきました。
このチャートによる結果論だけで言うと、1月前に購入（安い時期に購入）して、3月に権利確定による株主優待をもらい、権利落ち日に売却するのが理想です。
株価が高い時期に買い、株価が下落していく中で売る場合、株主優待でもらう商品の価値以上に損をする場合があります。
オリエンタルランドの株主優待はディズニーランドやディズニーシーで利用できる「1デーパスポート」です。1デーパスポート自体はディズニーランドで大人6,200円で売っています。
株価の下落により、6,200円以上の損失を被った場合は結果的に損をしています。
株主優待の権利が確定する時期が近付くと、株価も上がっていく傾向にあります。
その時点で買っても、結果的に損をしないのかを考えて購入する必要があります。
