「超初心者のココロ構え」 其の十七
1.株式投資で儲かる仕組み株式投資で儲かる仕組み一つ目はカンタンです。
安く買って、高く売る
その差額が利益となります。
1万円で買って、3万円で売れば、
3万円−1万円=2万円の利益となります。
仕組みとしては、1万円で買った時にも、3万円で売ったときにも
買う相手(売る相手)が必ず存在します。
なにげなく、売買できているのも「証券会社」が私たちの売買の仲介役を
引き受けてくれていますので、スムーズに取引ができるんです。
また、この仲介役の代金として「売買手数料」を払っています。
(私)1万円で株を買いたい ⇒ (Aさん)1万円で株を売りたい
証券会社の仲介により、私は1万円で株を買うことができ、
Aさんは1万円で株を売ることができます。
(私)3万円で株を売りたい ⇒ (Bさん) 3万円で株を買いたい
こちらも同様に証券会社の仲介により、お互い希望の取引が成立します。
「買いたい人」がいるから「売れる」わけです。
反対に言えば「買いたい人」がいない場合は「売れない」のです。
単純なことですが、これって大事な仕組みです。
株式投資で儲かる二つ目の仕組みとは、
前々回、其の一五では「株式投資の誕生した歴史」について発信いたしました。
その中の一文。
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出資する人々は自分が良いと判断した船を選び(企業)
その船にお金を出して(投資)
出資したことを証明する紙をもらい(株券)
その会社が貿易を成功させれば(業績の好調)
分け前をもらえた(配当金)わけですね。
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これが第2の儲かる仕組みとなります。
自分が保有している銘柄の企業が、好業績などをたたき出し時に
保有している株数によって、配当金がもらえます。
「いやー、お蔭様で投資して頂いた資金を活用して今回良い業績を出せました」
「ささやかですが、儲かった利益の一部を平等に●円ずつ、株主さまに分配させて頂きます」
「Aさんは■株もっていますので、●円×■株=▲▲円の分配金となります」
となるわけですね。
これが企業の「配当金」であり、ちょっとした株式投資用語で
インカムゲイン
と呼びます。
ちなみに、インカムゲインと呼ばれているものにはもう一つあります。
「株主さまへ いつもお世話になっております」
「うちで作っているハムを送りますので食べてください」
「生活用品セットを送りますので使ってください」
・・・と年に一度、又は数度と、
その企業ならではのモノ・サービスの提供が受けられる
「株主優待」
もインカムゲインと呼ばれます。
つまり、株式投資で儲かる仕組みとは、
・取引の売買の差額で儲ける | ⇒ | キャピタルゲイン(第三者との取引で儲ける) |
・配当金や株主優待で儲ける | ⇒ | インカムゲイン (企業からの謝礼で儲ける) |
この2つの仕組みで資産を増やしていくチャンスがあるわけですね。
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