IPOとは?
IPOってなに?
IPOに関しては、今さらな感じもしますが、初心者向けのメルマガなので復習をしておきたいと思います。
IPOとは、
「新たに証券市場に上場する事」
を「IPO」といい「新規公開株」とも呼ばれます。
未上場企業が上場することにより、市場から資金調達や、知名度の向上を図ります。
東証やジャスダックなどの証券市場に上場を果たすことによって、今後その企業の株が証券市場で取引が行なわれるようになるわけです。
最近はアベノミクスによる「株高」により、新規上場をする企業も多く、また注目度も高まっています。
なぜ、注目されているの?
IPOとして上場するまでの流れは下記になります。
1. 上場することが決定
2. 株価の仮条件が決定(△△円〜○○円)
3. ブックビルディングの開始(投資家が○○円などで申し込む)
4. ブックビルディングにより公募価格が決定
5. 抽選を行い「当選者」を決める(事前に株が手に入る)
6. 上場日に企業が上場(一般投資家も取引可能)
といった流れになります。
「5」の時点で手に入れた株(公募価格)が「6」の上場により大幅に株価が上昇することがあります。
つまり、「5」で手に入れられると大きな利益になります。
2013年のIPOで大幅に上昇した銘柄の一例です。
・ソフトマックス [3671]
公募価格 1,300円(100株単位)
初値 5,510円 (公募価格の4.23倍!)
初値で100株売っていた場合、421,000円
・協立情報通信 [3670]
公募価格 1,500円(100株単位)
初値 5,000円 (公募価格の3.33倍!)
初値で100株売っていた場合、350,000円
・オイシックス [3182]
公募価格 1,200円(100株単位)
初値 3,700円 (公募価格の3.08倍!)
初値で100株売っていた場合、250,000円
・・・と、抽選に参加し当選しただけで大きな利益を得る可能性があります。
もちろん、値が下がる場合もありますので、損をする場合もありますが下がる場合は限定的で初値で2分の1や3分の1になることは、現在の相場環境ではありえません。
これまで新規上場を控えていた企業も今年は株高を見込んで上場してきますので、今年のIPOは2006年並に多くなる見込みです。
どうすれば買える?
証券会社にIPOの申し込みをするだけです。
ただ、各証券会社ですべてのIPOを扱っているわけではありません。
「A企業」のIPOを取り扱っているのは「SBI証券会社」、
「B企業」のIPOを取り扱っているのは「マネックス証券会社」、
「C企業」の・・・
といった具合に「主幹事」により「引受証券会社」も変わります。
まずは、メインで取引を行っている証券会社のIPOに参加してみて、もっとIPOに参加したいのであれば、他の証券会社にも口座を開いた方がよいと思います。
口座開設までは時間が多少かかりますので、先に開いておくとあわてふためいた揚句、抽選に間に合わないといった事態も避けられます。
抽選方法は2通りある
IPOの抽選は二通りあります。
それぞれの場合でどちらかを選びましょう。
1. 「公平抽選」
申込口数ではなく、人に対して抽選権が与えられます。
つまり、1口応募しようが100口応募しようが、当選確率は一緒です。
100株当選が用意されているIPOに対して、100人が応募すれば全員当選します。
仮に90人応募だった場合、90株を全員に配分し、残りの10株を2口以上応募している人でさらに抽選します。
資金が少ない方、または1口だけ応募して抽選に参加したい方に有利な抽選法で「マネックス証券」や「カブドットコム証券」がこちらの公平抽選を行っております。
また、個人的にはこちらの公平抽選が当たりやすいかと思います。
(私は過去に11度当選)
(参考)IPOが当選しやすい証券会社
ちなみに「公平抽選」の場合は「人」が抽選対象となります。
つまり、ご家族がいる場合、ご家族も応募をしていると当選確率が上がります。
・ 「自分」だけで抽選 → 当選確率は実質1倍
・ 「自分」と「父親」で抽選 → 当選確率は実質2倍
当然、口座も違うので単純に2倍になるわけではないですが、ご家族単位でみると2倍になります。
念のためですが、勝手に身内などの口座を開設して取引することは法律で禁止されていますので、やってはいけません。きちんと了承を得て協力してもらいましょう。
2.「通常の抽選方法」
申込口数により、抽選します。
1口応募するよりも100口応募する方が100倍 当選しやすいです。
資金が多い方に有利な抽選法です。
「SBI証券」など、大抵の証券会社はこちらの抽選方法です。
編集後記
IPOの注目度が高まってきているようですので、今回あらためてIPOに関するメルマガを発行させて頂きました。(2013.3.15)
IPOの抽選は人気銘柄の場合、それこそ「宝クジ」のようなもので、申込数が多く、当選倍率も高いです。
ただし、宝クジとは違い、抽選自体に費用は発生しません。
また、私自身も11度当選しています。
(参考)IPO運用方法・実績
宝クジも毎回買っていますが・・・1万円が1回と3千円が2回くらいしか当たった事がありません (´;ω;`)ウゥゥ
IPOは相場の活況度と銘柄の人気により、高騰する場合が多いです。
今年は相場の活況度は間違いなく高いのでぜひ、挑戦してみてください。
私も挑戦します (  ̄∇ ̄)
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