「超初心者のココロ構え」其の5
ココロ構え: 株価が下落した時の対応を確立しておこう持ち株(現物)が下落している場合、
A.塩漬けにして保有を続けるパターン
B.ナンピン買いを行い買い増しをしていくパターン
C.損切りを行っていくパターン
の大体3パターンのとるべき行動があると思います。
本サイトの掲示板の常連の方より「損切り」についてこのような書き込みが以前ありました。
・投資において「時間」と「資金」のどちらを重視し優先させるのか?
時間を重視するならば、対応するべきパターンは
C>A>B が理想です。
Cの損切りを行うと資金は損失が確定し、資産が減ってしまいますがその資金を再投資に回すことが
できるので次のチャンスに資金を活かせます。
つまり、
メリットは資金をすぐに他銘柄に利用できる、デメリットは損失の確定です
資金を重視するならば、対応するべきパターンは
B>A>C が理想です。
時間がいくらかかっても良い長期投資であれば、Bのナンピン買いを行い買い付け単価を低くして
株価の回復を待つのが理想です。
つまり、
メリットは損切りを行わくても良い、デメリットは資金の凍結・回復までの期間が未定
どちらが良いのかはその人の投資法・スタイル・性格により異なりますが、どちらにせよ
「下落時の対応をしっかりと事前に考えておく」
ことにより、持ち株の下落場面でも自分が今何をしたら良いのかが分ってきます。
私は銘柄により異なりますが、主としてCの「損切り」をメインとして行っています。
事前に損切りのココロ構えをしていて損切りした場合は「残念だな」とは思うものの後悔した覚えがありません。
逆に下落時のことをまったく考えないで更なる下落を招き損切りを行った場合は予想以上の損失となり後悔の念が非常に強かったです。
いざ、下落が始まってから「どうしようかな〜」と考えても判断が鈍ることがあります。
できれば、購入した時点で「この銘柄は●●まで下がったら▲▲する!」と決めておいた方が、あとあと仮にその銘柄が下落した場合にも「よし!ルール通りに▲▲しよう!」となり気持ち的にスッキリとすることができると思います。
参照:⇒自分の投資ルールを守る
参照:⇒ビビリながら株を購入しよう
損切りは嫌いだ!という方もいますが、プロだって投資に失敗した場合は
早めの損切り(ロスカット)を行います。
損失の拡大を防ぐのに最も有効な方法は早めのロスカットなんです。
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