「超初心者のココロ構え」其の6
1.ココロ構え: 悔しがる気持ちが大事今回はサッカーから株式投資を考えてみました。
ふと・・ワールドカップを見ていて思ったことです。
初戦: 日本 VS オーストラリア戦
シュートを外しているのに笑顔の代表選手が何人かいました。
私は以前からこのことについてこう思っていました。
「何でシュートを外して笑っているんだ?」
言葉は悪いですが、アホかと。
勝ちが決まっているわけでもないのに悔しくないのかと。
今でこそ中田選手も中心選手となり、シュートを決められず悔しがっていますが数年前のフランスワールドカップでは、その中田選手ですらミスプレイやシュートを外しているのにも関わらず、当時人気があった城選手などと一緒にヘラヘラと笑っている方の選手でした。
(私はこのことから当時の中田が嫌いでした)
対照的に、ゴンこと中山選手などは一生懸命で必死な顔はあれど、負けているプレイ中どこにも笑顔はありませんでした。
両者の決定的な違いは、
「本気でワールドカップを戦っているのか?いないのか?」
だったと思います。
年齢的なこともあり、チャンスがこの先少ない、
日本の代表選手であり、落選した人の分まで戦うことを認識している
中山選手。
だからこそ、一つ一つのプレイにとても一生懸命ですし、
シュートを外すことによりてサッカーでとても大事な「得点」をとれないことを本気で悔しがっていたんです。
今では中田選手も、当時の中山選手の年齢に近くなったことやさまざまな経験を積んだことにより立派な日本の中心的代表メンバーになりました。
今回のドイツワールドカップにて中田選手がシュートを止められて悔しがり、逆に相手のシュートを止めた川口選手に抱きついて喜ぶ姿を見ると「本気でワールドカップを戦っている」のがお分かり頂けたと思います。
では、私自身、
「株式投資において損失を出したときに本気で悔しがっているか?」
と、問われたら答えはNoとなります。
残念な気持ちは当然ありますが「次があるさ」と考えてしまっていました。
嫌いと言っていた昔の中田選手と同様です。
本気で株式投資を行っていない証拠なのでしょうね。
そこまで自分を追い詰める必要もないのかもしれませんが、
本気で悔しがるような投資が出来ていないことに気づきました。
本気で株式投資に取り組んでいれば、
一つ一つの売買に一生懸命にこだわりますし、
株式投資でとても大事な「利益」を得られないことを
本気で悔しがっているはずです。
「何で下がるんだ!この株は○○の価値があるんだぞ!」
「市場の評価は間違っている!」
「次は見返してやる!」
と大声を出して文句も言え、自らのスキルアップ向上を目指すはずです。
せっかく損失を出しても、そこで悔しがり、損失を出した原因を分析しなければ無駄な経験、ただ損失を出しただけの経験となり自分の「投資力」はアップしません。
悔しくないってことは、それほど本気ではないってことなんですよね。
私自身もう少し、
「損失を出した時は悔しがり、原因を分析する投資」
を行っていきたいと思います。
みなさんも悔しがる投資を行えていますでしょうか?
中村俊輔は4年前の日韓ワールドカップで代表選手になれなかったことを悔しがり、今回のドイツワールドカップでは最後のインタビューで言葉になっていませんでした。
力を出し切れなかったと。
4年後の2010年 南アフリカで開催されるワールドカップ
ここで新たな中村俊輔が見れることを願いつつ、この頃には私自身が知人に自信を持って銘柄をすすめれるくらい投資力を上げようと思います。
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