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投資家のみなさまに5つの質問:回答-投資暦28年のココロ構え一覧

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「超初心者のココロ構え」其の22

1.解答:投資家のみなさまに5つの質問



■採点基準


1. 投資未経験者に説明できる 10点
自分では理解しているが説明はできない 5点
自分でもわかっていない 0点

2. 明確な投資方針がある 10点
投資方針がない 5点
投資方針って何? 0点

3. 動機がある 10点
目標金額、目標(必要)年数、目標利回りのうち
3つ以上ある 20点
2つある 15点
動機以外が1つある 5点
1つもない 0点

4. 投資ルールを持っており成績もそこそこだ(十分だ) 30点
投資ルールを持っているが成績はいまひとつだ 20点
投資ルールは持ってないが成績はそこそこだ 15点
投資ルールは持っていないし成績もいまひとつだ 10点
メンタルなんてはじめて聞いた 5点
メンタルなんて投資に関係ない 0点

5. 負けかた(防御)が勝ち方より大事 30点
ともかく勝てば(儲ければ)いい 20点
何も考えていなかった 10点
負けるわけはない 0点




■解説


1.
わからない人に言葉で説明するには自分自身が完全に理解していなければいけません。

なんとなく知っているではなく、完全に自分の知識としておかなければいざというとき役に立たないかもしれません。

初心者に教えることは自分自身の勉強にもなります。

また孤独な投資の世界で共通の趣味?を持った仲間を持つのは楽しいことだと思いませんか?



2.
デイトレード、スイングトレード、短期投資、中期投資、長期投資、明確な投資方針があればどのようなものでもOKです。

投資方針がしっかりしていれば不測の事態にどう対処すればよいか決断がしやすいからです。
自分の技量や性格にあっていれば成績はおのずと向上するでしょう。

基本的には短期で大きな利益を狙うほど成功率は低く、長期で程ほどの利益を狙えば成功率は高くなります。これは統計的に証明されています。

私自身も20年以上の経験でそう感じております。



3.
まずは動機です。
自動車の購入資金、海外旅行の費用などの短期的なものから、経済的自由を手に入れたい、お金持ちになりたいといった長期的な目標、株で儲けて天下にわが名を知らしめたいという名誉派などさまざまだと思います。

動機が具体的なほど推進力の強さにつながることが多いです。

目標が定まったらそれに必要な金額と、必要年数(理想で結構ですがあまり無理な計画を立てると後が大変になります)を決めましょう。


海外旅行資金30万円 半年で
老後資金5000万円 30年で   など


そのほかとしては運用目標利回りがあります。

年間どのくらいのリターンを目指すのか。それによって投資の仕方は当然違ってきます。

必要な金額と投資年数、そして自己資金が決まれば必然に決まってしまいますが、無理がないか確認することが大切です。



4.
人間には当然のように感情がありますが、投資にとってはこれがマイナスに働くことが往々にしてあります。

もっと騰がると思い売り場を逃す、もう下げ止まる(下げ止まってくれると思いたい)とナンピンを入れる→更なる下げ、毎日下がるのを見て果てしなく下がるのではないかという恐怖による投げ→反発 これらは感情がもたらす投資にとってのマイナス効果です。

これらの感情とどのようにして上手に付き合うかがメンタルコントロールになります。

特別な投資家を除いて(上級以上)これらをコントロールすることはできません。

したがって自分自身の投資ルールを作ってこれを遵守することにより対抗するのが普通です。
ルールにより利益が少なくなったり、時には損失が出ることもありますが、普通の投資家は勝ったり負けたりするのですから仕方がないことなのです。

それがわかれば初心者卒業といっても良いでしょう。

なおルールによって負けてばかりいるようならルールの変更を考えることも必要になりますが、立会い時間内は相場の上げ下げに一喜一憂して冷静な状態ではないので、ルールの変更はしてはいけません。

ルールの変更は取引時間外の冷静さを取り戻したときに行ってください。



5.
多くの人が儲けること、勝つことと答えるでしょう。

もちろん間違いではありませんが、ほとんどすべての人が(100%かも)そう思っているのになぜ8〜9割の人が負けるのでしょう。

もちろん知識や技術の不足という面はあるでしょうが、それにしてもあまりにも多くの人が負けすぎるのではないでしょうか?勝ち負けはどうやって決まるのでしょう。

プロの場合はベンチマークを上回るか下回るかで勝敗が決まります。

個人投資家のなかには目標利回りを決めてそれで勝ち負けを決めている人もいるかと思いますが、自分の投資した資金が増えたか減ったかで決めている人が大半だと思います。

その場合勝つことよりも負けないことが大事になってきます。
株式投資はいつも勝てないので、勝ち方よりも負け方が大事になってくるのです。


普通の投資家は利食うときは早く(せっかく得た利益がなくなるのが怖い)
損切りは遅い(損を確定させるのがいや)

のでよほど勝率が高くなければプラスになりにくいのです。


これが負ける(投資資金を減らす)原因なのです。


私は増やし方を攻撃、減らさないことを防御と呼んでいますが、攻撃よりも防御が大事なことに気がついている投資家はほとんど見かけません。

実はここに秘密があったのです。


本当は“損切りは早く利は伸ばせ”という投資格言があるのです。


みなさんの結果はいかがでしたでしょうか?

株が大好き」  管理人 : renbajinharuhi さん執筆のメルマガです。

1985年より投資をはじめて投資暦28年。
深い株の知識と長年の経験・考察力によるココロ構えをご厚意にて発信して頂いております。

また、「本編の掲示板」におきましても的確なコメントをいつも頂いております。

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