「超初心者のココロ構え」其の23
1.投資の奥義
2.投資の絶対的基準
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世の中にはうまい話はない
1.
簡単に儲かるという話、常識とあまりにもかけ離れた高金利をうたった金融商品は疑ってかかろう。・・・詐欺話かもしれない
2.
儲かったときはなぜ儲かったのか考えてみよう。
相場環境がいいときはほとんどの人が儲けられる。
人は己の実力を過信しがちである。
相場はいつ、誰がやっても利益が出るものではない。
投資の裏奥義
世の中にはうまい話はない。
もしあっても地位も権力も財産(最低1000億円)もない人の所には、絶対絶対絶対回ってこない。
安い会費で(1億円以下)そのような話を教えてくれる所はこの世にはない。
もし運よく親戚や友人に上記の該当者がいてその話を元に利益を得た場合、言うまでもなくインサイダー取引になり手が後ろに回ることになる。
投資の絶対的基準
投資の絶対的基準はキャッシュフローである。
すなわち投下資本に対する現金収入である。
投資の世界はいろいろな人が参加しており、
各人がそれぞれの基準や思惑を持って投資をしている。
しかも投資に参加する人の大部分がメンタルコントロールを身に着けていないので、
相場は上にも下にも大きくオーバーシュートする。
ある面それば相場の醍醐味でもあるのだが、大怪我のもとでもある。
相場は自己責任なのですべて理解してやっている分には問題ない。
しかし、何の基準も持たずに相場を行うのは危険極まりないので投資の絶対的基準をここに述べておきたい。
人は意識するしないにかかわらずある程度は利回り感覚を身に着けている。
リスク許容度は人によってそれぞれなので、そこから先は好みによって金融商品を選んでいる。そこに大きな落とし穴が待っていることがある。
ローリスクローリターンかハイリスクハイリターンならそれは好みの問題だが、
ハイリスクローリターンの投資はできるだけ避けるべきである。
そこで上の絶対的基準の登場となるのであり、これを意識して投資を行えば、
危険な投資を行ってしまう可能性は低下するであろう。
ひとつの基準として、昔から言われているのが、投資利回り5%でありこれが
普通の場合の投資の可も不可もないといわれるものである。
これ以上のリターンを望む人はそれに応じたリスクテイクが必要になってくるだろう。
なお、今の日本のように10年国債の金利が2%という状態は明らかに異常事態であり、国民がこれに慣らされている状態も危険感知能力の低下といわねばならない。
「株が大好き」 管理人 : renbajinharuhi さん執筆のメルマガです。
1985年より投資をはじめて投資暦28年。
深い株の知識と長年の経験・考察力によるココロ構えをご厚意にて発信して頂いております。
また、「本編の掲示板」におきましても的確なコメントをいつも頂いております。
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