「超初心者のココロ構え」其の45
1.私の投資法
くだらない投資方法を公開します。
最近は投資本も多くなり、それらの多くが流れにつくことを奨励しています。
株価が多数決で決まる以上、それは一面では正しいといえるでしょう。
その多くがトレンド重視の順張りです。
つまり株価が上昇を始めたのを確認してから買い出動するというものです。
上昇トレンドに乗り続け、その上昇トレンドが崩れたら降りるというものです。
このやり方の長所は時間がかからないということです。
やはり手っ取り早く儲けたいと考える人が多いのでこの方法は歓迎されるようです。
しかし上昇を確認してから買うので安値を買うことはできません。
安値から上昇確認までの利益を他の投資家に与える代わりに時間を節約しているのです。
これとは逆の下がっている株を買い、底打ち反転までの時間をかける逆張りの方法もあります。
天井から自分が購入するまでの株価の下げは他の投資家に負担してもらうという考えです。
もちろん買った後に下がるというリスク、時間がかかるかもしれないというリスクはありますが、底値圏で買えるかもしれない期待と、何より自分の好きな値段で買えるという長所があります。
時間をかける代わりにお金を節約する方法といえるでしょう。
さて、株は安いところを買い高くなったら売ることによって利益が出るわけですが、順張りは高くなってきたら買い、株価が下がりだしてきたら(トレンド反転)売るという方法です。
逆張りは安くなったら買い(買った後にさがるかもしれないが)高くなったら売るという方法です。
どちらを選ぶかは好みで決めている人が多いようですが、中には意識しないでやっている人もいるようです。
さて前置きが長くなりましたが、やはり大底に近いところで買えば下げの不安が少なくなり、上昇に転じれば利益率が大きくなりやすいことは間違いありません。
やはり安値圏で買えるものなら買いたいものです。
株価は天井を打つと底値まで下がり続けます。
これが下落トレンドです。
このトレンドには小さいものと大きいものがあります。
大きい天井を打つと株価は長期間下げます。
このときの押し目買いや難平買いは損失を拡大させる原因になります。
一方 小さい天井の場合は押し目買いや難平買いが有効になります。
投資格言では小回り3ヶ月、大回り3年といわれています。
つまり 大きな上昇サイクル、もしくは下落サイクルは3年位なのです。
このことを頭に入れておいてください。
ちなみに2003年4月28日にに7,607円88銭で大底を入れた日経平均は2006年4月7日の17,563円36銭で天井を一旦つけました。
約3年です。
次に株価が下がりだすとどこまでも下がる不安にかられます。
メンタルが弱いので仕方がないことなのですが、バブル化した株価は確かにそのとおりで下値のめどは難しくなります。
しかし下値のめどを示す投資格言もあります。
半値八掛け2割引です。
これだと約3分の1(正確には高値の32%)です。
株価の下げ(調整)には値幅整理と日柄整理があります。
つまり底を打つまでに価格と時間が必要ということになります。
その究極が上記の3年と3分の1になります。
もうおわかりですね!!
3年以上下げ、3分の1以下になった銘柄の中から買う銘柄を選ぶのです。
もちろんこの中には倒産街道まっしぐらの銘柄も含まれている可能性は大です。
したがって資産内容と業績のチェックは欠かせません。
そしてこれらの条件をクリアした銘柄を黙って3年間保有するのです。
次の上昇トレンドを待つのです。
この方法で大負けした記憶はありません。
どうです。
つまらない方法だったでしょう。
たぶんつまらなすぎてやる人がいないと思ったからこそ公開したのです。
「株が大好き」 管理人 : renbajinharuhi さん執筆のメルマガです。
1985年より投資をはじめて投資暦28年。
深い株の知識と長年の経験・考察力によるココロ構えをご厚意にて発信して頂いております。
また、「本編の掲示板」におきましても的確なコメントをいつも頂いております。
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