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配当金の考え方-投資暦28年のココロ構え一覧

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「超初心者のココロ構え」其の52

1.配当金の考え方


超短期売買の方は考えたこともないだろうが、株式を保有していると配当金を貰うことができます。

キャピタルゲインは1回の売買につき1度きりのものであり、再びそれを獲得するためには株を買いなおさなくてはなりません。


頻繁に売買する人には株価水準はあまり気にならないのかもしれませんが、長期に株を保有し、数倍になって売ると、再び買いなおすのにためらいが生じることがあります。

売った株はもちろんのことだが、周りの株もある程度上昇していることが多いので、買いにくく感じてしまうのです。



このような時はセオリーに従えば休むのが一番なのだが、


これが言うは易く行うは難しなのです。



それに比べると配当金は保有し続けている限り何度でも貰うことができ、しかも分割や増配により手取り金額が増えて投資金額に対する利回りが向上することがあります。


これは長期投資家にしか得られない特権です。


このメルマガではしつこいほど書きましたが、投資の基準はキャッシュプロー、現金収入であり、これが得られない投資は単なる自己満足に過ぎません。


キャピタルゲインの場合はそもそも不確定で(得られるかどうかわからない)あり、含み益があっても確定するまでは油断ができないという側面は完全に否定できません。


したがってこれを補完する意味でも配当金は無視できないのです。



さて今となっては考える人もいないでしょうが、株の配当金(利回り)は
銀行の定期預金(1年もの)より高くあるべきなのか低くあるべきなのか、
どのように思われるでしょう?


現在は超低金利が持続されている状態なので配当利回りが定期預金の金利を上回っていますが、それ以前は定期預金金利が配当利回りを上回っていました。

そして大昔(といっても40年前位か)は配当利回りが定期預金のそれを上回っていました。


これが何を意味するかといえば、キャピタルゲインの期待が高くなればなるほど配当利回りは無視され、株価の値上がりにしか投資家は興味を示さなくなるということです。


これが行き過ぎるとバブルになり、やがてはじけるという歴史を繰り返しています。



つまり投資の基準であるキャッシュフローが無視されたとき(株の場合配当利回り)すでに注意信号がともされたといっていいのです。


では現在は安全かと言うと定期預金の金利が異常状態なので断定がしにくくなっています。


この場合は前に書いた株の利回りのもう1つの考え方であるPERの逆数で考えてみるとよいのではないでしょうか?

もちろん配当金の確実性が高く、高利回りであるならば、それだけで投資対象として考える価値はあります。


実際高利回りの銘柄のパフォーマンスは良好です。


キャピタルゲインは、しばしば投資家を裏切るが、
配当金があなたを裏切ることは少ない。

株が大好き」  管理人 : renbajinharuhi さん執筆のメルマガです。

1985年より投資をはじめて投資暦28年。
深い株の知識と長年の経験・考察力によるココロ構えをご厚意にて発信して頂いております。

また、「本編の掲示板」におきましても的確なコメントをいつも頂いております。

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