継続こそ力
内閣府の2007年5月時点での調査によると
1 | 今まで株式投資をしていて、 これからも株式投資をしたいと思う人 | 11.3% |
2 | 今までは株式投資をしていたが、 これからはやめたいと思う人 | 7.3% |
3 | 今までは株式投資をしていないが、 これからやりたい人 | 3.0% |
4 | 今までも株式投資をしていないし、 これからもしない人 | 74.1% |
だそうです。
この調査で見る限り、株式投資は国民の間に根付いているとはいえません。
このメルマガをご覧のお方は1・の方が大半だと思いますが、 予想以上にリスクテークは嫌われているようです。 やはり預貯金中心が主流なのでしょうか。
しかし、以前私のブログで記事にしましたが(2007・1・16投資の時代 ・その必然性)日本人の貯蓄率は明らかに低下しています。
これらを総合して考えると、貯蓄をする余裕はない。
ましてや株式投資に回す資金などとんでもない、
という結論に至るというのは私の考えすぎでしょうか。
二極化が進展し、格差がますます拡大の一途をたどっていると考えるならば 、上記の考えが無謀と一笑に付すことはできなくなるのではないでしょうか。
これからは国に頼ることはできないと多くの人が言います。
そうなると自分の身は自分で守るしかないわけですが、 預貯金のリターンではあまりに頼りがありません。
自分の資産に働いてもらわなくてはいけない時代になっていると思います。
投資の世界は勝ち組みはいつも少数と本にも書いてありますし、 皆さんも実感していると思います。
そのことが事実とするならば(事実だと私は思います) 上記の1・を選択した人は日本国民全体の10%強であり、 勝ち組の10%にすでになっているのかもしれません。
しかし、個人投資家が株式市場にいられる期間は3年未満とも、1年半とも 言われていますし、それではよほどの人を除いては資産形成はできないと 思います。(資産形成をするには期間が短すぎます)
まずは市場に居続ける(退場しないで)事が大切なのではないのでしょうか。
そのためには少しでも利益を出し続ける必要があり、 長期的な視点は欠かせないように思えます。
「株が大好き」 管理人 : renbajinharuhi さん執筆のメルマガです。
1985年より投資をはじめて投資暦28年。
深い株の知識と長年の経験・考察力によるココロ構えをご厚意にて発信して頂いております。
また、「本編の掲示板」におきましても的確なコメントをいつも頂いております。
スポンサーリンク
