GPIF、株投資の上限撤廃
今月5日に開かれたGPIFの運用委員会で、これまで18％までと決まっていた 株投資の上限が撤廃されたようです。
GPIFとは？by NISAのはじめ方
9月以降に国内株式の割合を20%にする為の暫定措置だそうです。
つまり、上限は撤廃されましたが 極端に国内株式の割合が増えることはないかと思います。
国内株式の割合を1%増やすと、市場に1兆円近い資金が流れてきます。
3月末で16％あった国内株式の割合が今後、20％を目指すとなれば4兆円近い資金が市場に流れてくることになります。
一方、国内債券については、現在の60％から40％台へと20％も比率を下げるようです。
国もリスクをとって積極的に資産運用をする姿勢が出ていますねぇ。
公的資金は株価の下支えになる
多大な資金が市場に流れてくるという事で、投資家は歓迎しています。
私たち日本の個人投資家はもちろん、海外の外国人投資家も歓迎しています。
公的資金の買いという下支えがある事により、投資家は買いやすくなりますし、また買う人が増えるので売る人も売りやすくなります。