業績は悪くてもマクドナルドの株価は暴落せず
8月の既存店売上高は、前年同月に比べ25.1％減となった「日本マクドナルドHD」。
2014年7月に起こった「鶏肉の期限切れ（チキンナゲット）」や、2015年1月に起こった「異物混入」により、下がった「信用」と「売上」は、回復傾向にはあるものの まだまだ以前の売上には届いていません。
一方、株価はというと・・・何故か 上がっています！
マクドナルドの株価の推移
マネックス証券で見られる2年間のチャートです。
下がらない理由としてよく言われるのは「悪材料出尽くし」。
つまり、これ以上悪いニュースはないよね？だったら買いましょう！
という事ですが、マックの場合は悪材料出尽くしどころか、売上は3ヶ月連続マイナスと、悪材料のオンパレードです。
さらに、先日「昼マック」などのセット割引を辞めたことで客離れも起こっているようです。（客数の減少）
株主優待による底支え？
もう一つ、株価が下がらず上がっている理由としては「株主優待」があります。
株主優待が魅力的な株は、株主優待を発行していない株に比べて株価が下がりづらいというメリットがあります。
株主優待は下落相場に強い！ゆうかぶ
マクドナルドに関しても、既に保有している方は売らずに保有を続け、株を買い増ししたい方や 新規に株主優待を欲しい投資家が、株価が下がってお買い得になった「マクドナルドHD」を「株主優待目当て」で購入した可能性があります。
たぶん・・・。
それ以外に理由が考えられませんヽ(*゜Д゜)ノガォー