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昨日の「株価が高い安いとは?」の続きです。
一緒に考えてみましょう~。
(例1) X企業とZ企業。二社の同業社の企業があったとします。
・年間に出す1株あたり純利益は同額の20円
・X企業の株価は100円
・Z企業の株価は200円
上記の例において、
株価が割安なのはどっちでしょうか???
答えは・・・X企業となります。
下記のPERを求める公式に当てはめてみます。
「PER」 =「株価」 ÷ 「1株あたり純利益」
X企業 ⇒ 株価 (100円) ÷ 1株あたり純利益 (20円)= PER 5倍
Z企業 ⇒ 株価 (200円) ÷ 1株あたり純利益 (20円)= PER 10倍
X企業はZ企業と比較して、安い(割安)だと言えますし、
Z企業はX企業と比較して、高い(割高)と言えます。
また、同じX企業でも・・・
今年の「1株利益は20円」、昨年の「1株利益が10円」であったらならば、
昨年より今年のほうが割安と言えます。
少し慣れておくために、第二問です。
(例2) A企業とB企業とC企業。三社の同業社の企業があったとします。
・A企業の株価は100円、1株あたり純利益は10円
・B企業の株価は500円、1株あたり純利益は25円
・C企業の株価は1,000円、1株あたり純利益は125円
上記の例において、
株価が割安なのはどの企業でしょうか???
上記の例が出来たみなさんなら解けるはずです。
A企業 ⇒ 株価 (100円) ÷ 1株あたり純利益 (10円)= PER 10倍
B企業 ⇒ 株価 (500円) ÷ 1株あたり純利益 (25円)= PER 20倍
C企業 ⇒ 株価 (1,000円) ÷ 1株あたり純利益 (125円)= PER 8倍
C企業の株価が三社の中で割安といえます。
株価だけを見るのではなく、PERなどの指標を利用することによって割安度が図れます。
計算が苦手という方も大丈夫。
私が株式投資を始めた当初よりも、色々な参考情報は楽に取得しやすくなっています。
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はい。
これまで散々説明してきましたが、これを見れば割安か?割高か?は一目瞭然です。
割安性だけでなく、他の指標にもスコアがついているので大変便利です。