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高い(割高)、安い(割安)を判断する具体例

2012年4月18日失敗談・経験談

昨日の「株価が高い安いとは?」の続きです。
一緒に考えてみましょう~。

(例1) X企業とZ企業。二社の同業社の企業があったとします。

・年間に出す1株あたり純利益は同額の20円
・X企業の株価は100円
・Z企業の株価は200円

上記の例において、
株価が割安なのはどっちでしょうか???

答えは・・・X企業となります。
下記のPERを求める公式に当てはめてみます。

「PER」 =「株価」 ÷ 「1株あたり純利益」

X企業 ⇒ 株価 (100円) ÷ 1株あたり純利益 (20円)= PER 5倍
Z企業 ⇒ 株価 (200円) ÷ 1株あたり純利益 (20円)= PER 10倍

X企業はZ企業と比較して、安い(割安)だと言えますし、
Z企業はX企業と比較して、高い(割高)と言えます。

また、同じX企業でも・・・
今年の「1株利益は20円」、昨年の「1株利益が10円」であったらならば、

昨年より今年のほうが割安と言えます。
少し慣れておくために、第二問です。

(例2) A企業とB企業とC企業。三社の同業社の企業があったとします。

・A企業の株価は100円、1株あたり純利益は10円
・B企業の株価は500円、1株あたり純利益は25円
・C企業の株価は1,000円、1株あたり純利益は125円

上記の例において、
株価が割安なのはどの企業でしょうか???

上記の例が出来たみなさんなら解けるはずです。

A企業 ⇒ 株価 (100円) ÷ 1株あたり純利益 (10円)= PER 10倍
B企業 ⇒ 株価 (500円) ÷ 1株あたり純利益 (25円)= PER 20倍
C企業 ⇒ 株価 (1,000円) ÷ 1株あたり純利益 (125円)= PER 8倍

C企業の株価が三社の中で割安といえます。
株価だけを見るのではなく、PERなどの指標を利用することによって割安度が図れます。

計算が苦手という方も大丈夫。
私が株式投資を始めた当初よりも、色々な参考情報は楽に取得しやすくなっています。

下記は「マネックス証券 」に口座開設すると無料で見られるクォンツ・リサーチ社による分析です。

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はい。
これまで散々説明してきましたが、これを見れば割安か?割高か?は一目瞭然です。
割安性だけでなく、他の指標にもスコアがついているので大変便利です。

もちろん、これまでの説明は無駄ではないと思います(笑)
概念を知っておくことは大切な事です(  ̄∇ ̄)
カブスル

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2012年4月18日失敗談・経験談

Posted by pazz