最近はTwitterで情報発信を積極的に行っています。

株式投資型クラウドファンディングが好きじゃない

2020年10月10日株の雑記

こんなことつぶやいたんですけど、とある株式投資型クラウドファンディングの募集内容を見て思いました。

株式投資型クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは、インターネットを通じて不特定多数の人から資金を調達する仕組みです。

株式型と呼ばれているのは、投資家(出資者)は株主として登録されます。

通常の株式投資と違うのは、対象企業が上場していないこと。
出資をすることで未上場企業の株主になれます。

メリットとデメリット

あまり好きな仕組みじゃないのでカンタンに紹介しますが、メリットは上場した場合に大きなリターンが期待できること。

デメリットは、上場するかは未定でその間、資金が拘束されることです。
また、倒産する可能性もあります。

ちなみに現在までに、株式投資型クラウドファンディングで上場まで到達したものはありません

とある株式投資型クラウドファンディングが目につく

Twitterを眺めていて、とある株式投資型クラウドファンディングが目に留まりました。

その内容は・・

  • AI開発事業で企業のDXを推進
  • 3~5年後のIPOを目指す
  • VCからの出資あり(2.4億円)
  • サブスクモデルで安定利益
  • 株主優待としてAmazonギフト券を贈呈

いま、IPOを行えばこの内容(AI、DX、サブスク)だけで人気化するかもしれません。

ただし個人的にいろいろ引っ掛かりましたので、その内容を忘備録として残しておこうと思います。

ちなみにそのサービスにログインすると、詳しい情報を見られるんですが、興味がないため会員登録していません。よって、一部の情報しか見れていませんし、その上での記事となります。あくまでも個人の感想です。

AIやDXはトレンド

トレンドというのは常に変わっていきます。

AI(人工知能)というのは、2018年からトレンドですし、DX(デジタル化の推進)は2020年のトレンドです。

では、3年後は?と問われると、AIのトレンドは終わっているかもしれません。
ましてや、5年後なんてとっくに終わってそう。

つまり、その時期にIPOしたところで人気がでるのかは疑問。

何故、一般人から資金を募集する?

一部のVCから2.4億円の資金調達をしているようです。

事業に自信があるなら、VCから追加出資をうければいいと思うんですが・・・株式投資型クラウドファンディングで資金を集めています。

個人的にはVCから追加出資を受けられなく、資金に困って株式投資型クラウドファンディングを使っているんじゃないかと邪推しています。

株主優待で個人を誘っている??

熱心なベンチャー企業は、開発!開発!開発!で、資金的にも時間的にも余裕がありません

ところが、同社の募集要項をみると「株主優待としてAmazonギフト券を贈呈」と書かれています。

株主優待を贈るには、株主の管理をしないといけません。
もちろんギフト券を贈るのに資金もかかります。

何故、クラウドファンディングで集めた資金を100%開発へ回さず、株主優待の発行を行っているのでしょうか?(時間と資金のムダ)

株主優待は個人投資家に人気があるので、こちらも邪推すると、個人を集める為のエサとしか思えません。

一番 利を得るのは運営サイト

目標金額に到達した場合、約2割の金額が運営サイトに支払われます。

株式投資型クラウドファンディングを紹介しているサイトやブログはいくつかありますが、この案件を積極推奨する運営者はチョット怪しいです。

むしろ、否定的な意見を言う運営者ほどきちんと考えていると思われます。

以上。

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2020年10月10日株の雑記

Posted by pazz